学べるテーマは「インバウンドセカンドステージでの課題と人材育成」
跡見学園女子大学(跡見女子大、小仲信孝学長)は9月6日から、観光産業の人材育成と基礎的知識の習得を行う「観光経営人材育成講座」を開講する。主題は「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~価値創造、空間と交通、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応~」で全12回。定員は50人(先着順)で、受講料は無料。対象は、観光関連事業などに従事(予定を含む)し、都内に在住または在勤している人。講座はオンラインを活用して実施する。募集期間は、第1講座が8月25日(木)まで。
同講座は、東京都が支援する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に跡見女子大が採択され、実施するもの。同事業は観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的としている。同事業を通じて経営の視点からサービスを提供できる人材の輩出につなげるなど、東京都が大学と連携して、観光関連事業に従事する人に向けた新しい教育プログラムの開発などを支援している。
本講座について
事業は、東京都と跡見学園女子大学が連携し、ポストコロナの新たな観光に対応できる観光経営人材の育成を目指した教育プログラムの実施、および教材開発が目的。
9月6日から開催する今年度の講座では、価値創造モデル、MICE、街区や移動の空間、社会課題と観光経営、ジェンダー、異文化理解、メタバース、ハラールビジネスなど、多様かつ重要なテーマを取り上げ、時代に即した知見や複眼的視野、これからを考える材料を豊富に提供することで、観光経営に関する理論的・体系的・実践的な思考を身につけられる。
跡見女子大では、講座を受講してほしい人として旅行業、ホテル宿泊業、飲食業、観光施設、運輸業をはじめとする観光関連事業者や、行政関係者、観光協会、DMO、まちづくり団体、観光ボランティア・ガイド関連、地域観光従事者などを挙げる。
「受講する皆さまと共に、観光の未来を共に考える」と跡見女子大。
【3部制】各回のテーマや日程について
22年度の講座では、①従来PLUSの事業創造のために②社会課題と観光産業―ダイバーシティの観点から―③観光におけるハラール対応―をテーマとして、9月6日から来年1月26日の間、3部制(各4回)で全12回、無料で開講する。今年度の講座は、全てオンラインで実施される。
■跡見女子大 観光経営人材育成講座内容について
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/8453/
※講座内容
跡見学園女子大学