近畿日本ツーリスト(近ツー)はこのほど、法人、団体向けサービスの専用サイト「Group Travel Consultant(グループ・トラベル・コンサルタント)」を開設した=写真。案件ごとにカスタマイズが必要な法人サービスのより効率的な営業に向けてデジタル化を図り、サービスの向上を目指す。
近ツーは現在千人の営業担当者が電話や直接訪問による営業を行っているが、見込み客の開発から受注に至るまでの営業プロセスにおいてより効果的な営業活動に向けて課題があった。また、インターネットからの旅行申し込みも増えており、デジタルマーケティングを活用した営業活動を支援する仕組みが求められていた。
同サイトは米国のオラクルが提供するクラウドサービスを採用。サイトオープンに合わせ問い合わせ窓口を一元化した「グループ・トラベル・コンサルタント」を設置し、寄せられた情報を分析しながら、クライアントが求める商品情報やサービスを適切なタイミングで提供していく。ニーズ別の情報や必要なコンテンツを見つけやすくするため、デザインも一新。商品やサービスの情報を、具体的な事例を添えて紹介する。
ほかにも担当者にメールマガジンやSNSを使って最新のソリューション事例紹介や、店頭では案内しない商品やサービスを紹介。これまで募集範囲を限定してたビジネスツアーを公開し、一般募集を行う。