近畿日本ツーリスト関東(KNT関東)は10月1日、群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」をデザインした「桐生織ぐんまちゃん柄御朱印帳」を作成し、御朱印帳を利用した群馬県内寺社仏閣巡りの宿泊プランを、国内企画旅行商品「メイト」で販売を開始した。来年4~6月に開催される群馬デスティネーションキャンペーン(DC)に向け、誘客拡大に取り組む。3月31日出発分まで。
御朱印帳は、桐生織物協同組合・工業組合の協力のもと、群馬県の伝統工芸品の「桐生織」を使用し作成。桐生織りで作るぐんまちゃん柄の御朱印帳は初登場となり、老若男女による宿泊プランの利用が期待されている。
宿泊プランは、東京駅発着で1泊2日の旅程。料金は大人1人1万2200円から。東京駅から高崎駅まで新幹線を利用して移動し、高崎駅からは各自レンタカーを使用。吉祥寺、榛名神社、宝徳寺、伊勢崎神社など県内の寺社を巡る。宿泊施設は、草津温泉、伊香保温泉、磯部温泉から選べる。
桐生織ぐんまちゃん柄御朱印帳は、群馬県内の観光施設、旅館・ホテル、寺、KNT関東の営業所などで購入できる。ぐんまちゃん柄の生地、台紙などの材料、道具類、作成説明書を含む「手作りキット」を準備した「オリジナル御朱印帳手作り体験プラン」も別途500円で用意している。
「群馬の歴史や文化を感じられる御朱印帳を使った旅は、修学旅行や国内外の学校交流など団体営業や、訪日客への文化提案の旅として活用していく」と同社。
御朱印帳