北海道の旅館・ホテル3団体は18日、札幌市のホテルモントレエーデルホフ札幌で、それぞれに支部総会を開いた後、合同の懇親会を行った。北海道ホテル旅館生活衛生同業組合(野口秀夫理事長)、日本観光旅館連盟北海道支部(三浦晃裕支部長)、国際観光旅館連盟北海道支部(桑島繁行支部長)の会員約100人のほか、来賓約60人が参加した。
3団体は、2008年度にも同様の方式で、合同の懇親会を開催している。
懇親会では、来賓の尾澤克之・国土交通省北海道運輸局長、川尻秀之・北海道議、中岡正憲・北海道経済部参事監があいさつした。北海道観光振興機構の坂本眞一会長の祝杯もあり、北海道の観光事業を推進する3団体の会員と来賓が、観光振興への思いを新たにした。
創立50周年を迎えた北海道ホテル旅館生活衛生同業組合の総会には、全国旅館生活衛生同業組合連合会の佐藤信幸会長が出席し、功労者への表彰などを行った。
創立50周年に当たり、記念講演会も開かれた。西武文理大学サービス経営学部の松坂健教授が、「観光新時代へアクセルをかけるパワー・キーワード1ダース」と題して講演。「一客再来、日々のお客さまを大切に思う文化を社風にすることが重要」と説いた。
3団体の支部長と全旅連佐藤会長