大阪市の道頓堀商店会とJTBはこのほど、道頓堀の食とエンターテインメントの情報発信・交流拠点「道頓堀スクエア」をオープン。道頓堀の中心に位置する中座くいだおれビル地下1階をリニューアルした。
インフォメーションセンターと劇場「道頓堀ZAZA」、カフェで構成。国内外の旅行者が道頓堀の食とエンターテインメントに関する情報を入手し、楽しむ拠点を目指す。劇場では「道頓堀presentsフードミュージカルGOTTA」の上演も始まった。
道頓堀商店会とJTBは、道頓堀を世界に誇る観光地へと発展させるため、「エリアマネジメント分野の連携に関する協定」を昨年10月に締結。観光の視点から街全体の価値の向上に取り組んでおり、今回の施設オープンはその一環となる。
記者発表会には、道頓堀商店会の上山勝也会長、JTBの籠島慎二執行役員、道頓堀ZAZAの吉元常洋代表らが出席した。上山会長は「(大阪は)ここ数年インバウンド観光客が増加し、日本を代表するインバウンド観光地なってきている」。籠島執行役員は「(道頓堀は)訪日観光客の来阪者の約40%が訪れる。ライブエンターテインメントの街、道頓堀の拠点となるよう取り組んでいく」と話した。