全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は18日、東京の全国町村会館で定時総会を開き、次期部長に内定していた鈴木治彦氏(岡山県・名泉鍵湯奥津荘)の新部長就任を正式に承認した。青年部第24代の部長で、任期は2019・20年度の2年間。鈴木新体制では「Challenge for the future~より良いかたちを次代へ~」をスローガンに、雇用の安定と確保、若年層への旅の魅力発信などの事業を行う。
就任に当たり鈴木新部長は、「今年は青年部発足50周年。活動を着実に進め、よりよい未来につなげたい」と述べた。
直近の課題として人材確保に向けた取り組みを行う。前体制で構築した求人サイト「旅館ホテルおしごと.net」を継続運営するほか、外国人労働者の受け入れ態勢整備に親会(全旅連)と連携して取り組む。
隔年の事業「旅館甲子園」は来年10月ごろの開催を予定。通常は国際ホテル・レストラン・ショーに合わせて2月に開催していたが、学生など業界以外の人にも旅館の魅力を広くアピールしようと、時期や会場を変更する。
鈴木新部長