寿司ロボットの鈴茂器工は、海苔巻きなどを簡単にカットする「自動安全海苔巻きカッターSVC—ATC」を発売した。細巻きであれば、3、4本を同時に、また、中巻きも2本同時にカットできる。「生産性を従来の2倍に高めた。切り口もきれいにそろい、すぐにパック詰めできる」と同社。また、極太巻きや押し寿司にも対応可能。海苔巻きを自動で作る「海苔巻きロボットSVR—NVE」と併せて提案する。
自動安全海苔巻きカッターの特徴は、安全性と操作性を細部にまで配慮した点。刃の組み付けが簡単、かつ、スムーズにできるという。製品テーブルには、ステンレス材を採用。削れや刃の食い込みなどを防止する。
本体サイズは、幅380×奥行き320×高さ476ミリ。重さが約17キログラム。軽量・コンパクト設計を実現し、設置場所を選ばないほか、持ち運びも簡単だ。
一方の海苔巻きロボットは、液晶タッチパネルを搭載し、シャリシート出しや巻き直しが簡単にできるもの。シャリをソフトにほぐし、ふっくら手巻き感覚に巻き上げる。最大9パターンのシャリシート設定が可能で、厚みなどの調整の手間を省く。「作業効率が一段とアップする」と同社。1時間あたり280~400本の海苔巻きを握ってくれる。
供給ホッパー部には、保温機能を搭載。分解や組み立ても簡単に行える。
本体サイズは、幅394×奥行き548×高さ641ミリ。重さは約35キログラム。
この件についての問い合わせ先は、鈴茂器工(東京都練馬区豊玉北2—23—2、TEL0120・599・333)。
自動安全海苔巻きカッターSVC—ATC