
ごはん盛り付けロボット「Fwarica(ふわりか)」
子供たちを食で応援しようと、鈴茂器工(谷口徹社長)は3月25日、埼玉県鶴ヶ島市立の保育所でメディア向け発表会を開いた。4月から完全給食が実現することを受けたもので、ご飯盛付けロボット「Fwarica(ふわりか)」=写真=が登場した。
同市では児童に応じた適正量の給食を食べられることや、調理員や保護者の負担を軽減するため、4月から鈴茂器工と連携して完全給食に踏み切る。
同日は市立富士見保育所でふわりかの発表会が行われ、同社の谷口社長(当時は副社長)や齊藤芳久市長らが参加した。園児たちはふわりかによって盛り付けられたごはんをおいしそうに食べ、「おかわりしたい園児にはふわりかを操作しておかわりしてもらった。自分で操作できることがうれしいらしく、何度もおかわりに並ぶ子も。一番多い子で4回おかわりしていた」という。
齊藤市長は「市で作り出された製品で提供された給食を食べて育った子供たちに、世界へ羽ばたいてもらいたい」と述べた。
ごはん盛り付けロボット「Fwarika(ふわりか)」