戸倉上山田温泉旅館組合連合会(長野県)のキャラバンが1日、東京の観光経済新聞社を訪問し、来春の善光寺御開帳と北陸新幹線開業に合わせた新企画を宣伝した。
訪れたのは連合会の若林正樹会長(上山田ホテル)、武井功・事業委員長(旅の宿滝の湯)、高野和也さん(ホテル亀屋本店)、タイラー・リンチさん(亀清旅館)。
温泉街から徒歩30分の「城山」の中腹に建つ城泉山観音寺は、善光寺の別院として昭和40年に建立された。善光寺の御開帳期間中(来年4月5日〜5月31日)、同寺では朝の法要「お朝事」が行われる。触れるとご利益が得られる回向柱も立つ。温泉街と千曲川を一望する景色もよく、「朝の太陽の光の気を十分に味わってほしい」と連合会の若林会長。会では温泉街からのシャトルバス運行も検討している。
「全国の夜景百選」にも選ばれた姨捨の夜景観賞ツアーは金・土曜日に催行(12〜3月は土曜日)しているが、御開帳期間中は毎日の催行を予定。
戸隠、真田邸、海津城(松代城)などを巡る2次交通も御開帳期間中にデイリーで運行を決定。新幹線で東京、金沢の両方面から来る客に向けて便利なダイヤにする。
軽井沢〜戸倉〜長野間を走るしなの鉄道は観光列車「ろくもん」を運行。車内で懐石料理を提供する食事付きプランを設定している。
本社を訪れたキャラバン