長野県は23日、観光客の満足度を高めるため、「『さわやかに もてなそう』県民運動」を開始した。来年10月からの信州デスティネーションキャンペーン(DC)を見据え、長野ファンを開拓するのが狙い。
村井仁知事(信州キャンペーン実行委員会会長)は同日、県民に積極的な参加を求めるコメントを発表した。
運動の1つとして「観光おもてなし宣言」を行う。参加者が観光客に対して行うそれぞれのおもてなしの取り組みを「宣言」の形で表明し、登録するもので、「登録者には登録証や宣言書を進呈し、その内容を県のホームページで紹介する」と県観光部。
また、宣言の登録者や登録予定者を対象に、宣言を実践するために必要な心構えなどを学ぶ「おもてなし研修会」を支援する考えだ。