長野県の湯田中渋温泉郷は、循環シャトルバス「湯の郷まるごてら号」を4月7日から9月30日まで運行する。同温泉郷が誇る6カ所の「大湯」めぐりが効率的にでき、くだもの狩り体験などが手軽に楽しめる。
それぞれ違った趣を持つ「湯田中」「安代」「渋」「角間」「穂波」「星川」の各大湯。温泉場の発祥の地でありシンボル。6カ所の大湯があるのは全国でも同温泉郷だけという。農作物の宝庫でもあり、くだもの狩りは、さくらんぼ(6月上旬~7月上旬)、ブルーベリー(7月上旬~8月上旬)、ぶどう(8月)、りんご(9月)と様々だ。
まるごてら号には、夜景鑑賞やホタル見学を含めた「ナイトタイム便」や、温泉郷の女将がガイドを行う「女将便」の限定企画もある。
3月30日、湯田中渋温泉郷を抱える山ノ内町観光連盟は、まるごてら号を東京の観光経済新聞本社でPR。西宗亮常務理事は、「昨冬のお湯めぐりシャトルバスが好評だったため、今年はグリーン期に走らせる。山ノ内町を訪れたお客さまが、1カ所や2カ所にとどまるのではなく、たくさんの魅力に触れてほしい」と話した。山本和幸・山ノ内町役場観光商工課観光商工係長、野口晃一・志賀高原観光協会事務局長、ミス志賀高原の外岡あや子さんも同行した。
山ノ内町観光連盟の西宗亮常務理事(写真左)