信州・長野県観光協会は、近畿日本ツーリストと共同で初めて独自の旅行商品を開発した。集客力のあるツアー造成を模索していた近ツー側と、固定客の誘客を図りたい観光協会側の思或が一致。今後も、「商品開発の実績を積み、信頼性と独自性のある企画づくりを進めていく」(同協会)考えだ。観光協会が開発段階から商品造成に参加するのは全国的にも珍しい。
商品名は「信州 大人の小径(こみち)」。中高年の夫婦がターゲットで、県内の名所・旧跡や温泉街をしっとりと歩いて巡り、周辺のホテル・旅館に宿泊してもらおうという企画。
宿泊のみのプランと特別運賃割引が付いたJRセットプランを設定。関東、東海、北陸の近ツー各店舗で1日から発売を開始した。商品設定期間は11月下旬までで、目標販売人員は5千人