長野県諏訪を中心に、温泉や食など地域の魅力を生かした体験交流プログラムを提供する信州諏訪温泉泊覧会「ズーラ」が開催されている。3回目となる今回、プログラム数は過去最多の77となり、参加者の選択肢を広げた。昨年を上回る1500人の参加者を見込んでいる。
ズーラの舞台となるのは諏訪湖周辺の諏訪市や岡谷市、八ヶ岳山麓の茅野市や富士見町など6市町村で、10月16日から11月14日まで繰り広げられる。プログラムは「S—1グランプリ(諏訪湖足こぎボート競争)」=写真=や「温泉宿で心身キラキラ」「B級グルメ散歩」など、9つのジャンルから77プログラムを用意した。
また、ズーラ実行委員会(松坂雄一委員長=浜の湯)は4月に設立されたジャパンオンパク(鶴田浩一郎代表理事)のメンバーという立場を生かし、別府オンパクとのコラボレーション企画「お肌つるつるファンゴティカ」や、いわきオンパクとのコラボ企画「スワガール・フラガール」などのプログラムを新たに加えている。
ファンゴティカは温泉泥を使用したエステで、13、14日に実施。料金は大人4500円となっている。
初回の08年は試験的な意味合いもあり、わずか16プログラムにすぎなかったが、参加者の評価も良かったことから、2回目は75プログラムを用意、1156人の参加者があったという。
ズーラは諏訪の方言でほうずら(そうでしょう)、いいずら(いいでしょう)にちなむ。詳細は実行委、TEL0266・52・7155。