産業集積地の特性生かす
長野県諏訪市は11月28~30日の3日間、同市でのワーケーション推進に向けた「SUWAーケーションモニターツアー」を開催した。首都圏を中心に、りそなホールディングス、ヤマトホールディングス、経済同友会など8団体が参加した。
諏訪市は県のほぼ中央部、諏訪湖畔に位置し、製造業を中心とした産業集積地。周囲を霧ヶ峰などの山々に囲まれ、自然豊かな環境が魅力となっている。諏訪市は「信州リゾートテレワーク」モデル地区に指定されており、昨年10月には、ワーケーションを「新たな旅のスタイル」と位置付け、諏訪市ワーケーションモデル事業を実施している。
諏訪市で行うワーケーションの特徴は(1)駅前交流テラスや、美術館のカフェスペースなど、充実したワークプレイス(2)全国屈指といわれる湯量豊富な天然温泉(3)技術力の高いものづくり企業との交流―が挙げられる。
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