長野県の青木村立青木小学校の生徒が10月28日、東武鉄道浅草駅で村と県の観光をPRした。県の依頼に応え、東京への修学旅行の移動途中で実施したもので、生徒は道行く人に「青木村から観光PRに来ました。どうぞ来て下さい」と大きな声で呼びかけていた。
6年生42人は27日から1泊2日の日程で修学旅行をしたが、学校活動の一環として、自分たちが育った土地を知ってもらうことや、社会で行われている活動に参加することを目的にPR活動を行った。
橋詰文彦先生は「東京で村のPRをするのはめったにない経験。生徒にとっても思い出になるだろう」という。
通行人に配る袋には、「未知を歩こう。信州2011」観光キャンペーンガイドブックのほか、青木村の観光パンフレット、生徒手作りの村紹介冊子を入れた。
生徒の1人、永井雄介くん(12)は「ちょっと恥ずかしいけど、受け取ってくれると嬉しい。青木村の魅力は自然が豊かなところだと思います。ぜひ来てほしい」と笑顔で語った。
青木村は県東部、上田市から西方約12キロに位置する農山村。国宝大宝寺三重塔や沓掛温泉、田沢温泉、パラグライダーが楽しめるパークあおきなどがある。
小学生が街頭で観光をアピール