ターキッシュエアラインは12月13日、大阪市のリーガロイヤルホテルで大阪/関西―イスタンブール線の運航再開を記念したレセプションを開いた。関西の自治体や旅行会社関係者のほか、旅行系インフルエンサーらが出席。運航再開を祝うとともに、両国の経済、観光両面での交流拡大へ尽力することを約束し合った。
ターキッシュエアラインズは12日に、約7年ぶりに大阪/関西―イスタンブール線運航を再開。週4往復の運航を開始した。2024年4月1日からはデイリー運航に増便することが決まっている。
レセプションには、ターキッシュエアラインズのマフムット・ヤイラ上級副社長、アフメット・トゥージュ日本支社長のほか、来賓としてコルクット・ギュンゲン駐日トルコ共和国大使、フランソワ・スタレスキー関西エアポート専務らが出席した。
冒頭、ヤイラ上級副社長は「トルコと日本は来年国交樹立100周年を迎えるが、それ以前のエルトゥール号遭難事件以来の深い絆で結ばれてきた。だが、ビジネス面、観光面でも取り組めることはまだまだあると考えている。今回の『極東の真珠・大阪』への運航再開、来年のデイリー運航の開始により、両国の関係強化に役立つものと考えている」とあいさつした。
続いて登壇したギュンゲン大使は、「ターキッシュエアラインズは、世界最大の就航国数だけでなく、信頼性、サービスなどの面でわが国の誇るフラッグシップキャリアだ。国交樹立100周年を前に、運航が再開されたことは非常に意義深い。イスタンブールと大阪はともにグローバルな大都市だ。双方が直行便でつながることで生まれる経済、文化、観光面にもたらす素晴らしい効果を皆さんと共に目の当たりにできることをうれしく思う。『ターキッシュ、大阪におかえりなさい』」と祝意を語った。
レセプションでは、来賓らがケーキカットを行って運航再開を祝ったほか、世界三大料理として名高いトルコ料理のエッセンスを取り入れたコース料理を提供。参加者らは、情報交換を行いながらフムスやレンズマメのスープのほか、トルコ名物の菓子「バクラヴァ」などを楽しんだ。
レセプションではケーキカットで運航再開を祝った