
南海電気鉄道と阪急交通社は来年1月、高野線を走行する6000系=写真=を臨時列車として貸し切りで運行し、千代田工場を見学する日帰りツアーを実施する。「6000系乗車に加え、工場内見学とミニオークションの参加を一度に体験できる企画」と同社。
1月24、25日と2月7日に実施する。南海電鉄難波駅発着で、旅行代金は大人9980円、小人9480円。募集人員はそれぞれ100人(最少催行人員は26人)。
列車に乗ったまま千代田工場に入線、ガイド役の南海電鉄従業員の案内で工場を見学する。車両吊り下げや8300系(新型車)を撮影できる。ツアーの締めくくりには鉄道部品などのミニオークションを開催。「当日、ツアーの際に6000系に装着した特別製作の円板を落札、購入できる」という。
6000系は1962年から高野線で運転を開始したステンレスカー。