阪急・阪神・東急は、ラッピング列車「SDGsトレイン2020」を9月8日から運行する。
▼「未来のゆめ・まち号」車両のデザイン(上:阪急電鉄 下:阪神電車)
一方、東急グループでは、「美しい時代へ」というスローガンのもと、鉄道事業を基盤とした「持続的なまちづくり」を通じて、社会課題の解決と事業成長の両立に取り組むとともに、「公益財団法人東急財団」をはじめとするさまざまな社会貢献活動を行っています。そうした中、今般、上記のSDGsトレインの取組に東急グループが新たに加わり、ラッピング列車「美しい時代へ号」の運行を開始します。
▼「美しい時代へ号」車両のデザイン(東急電鉄 上:東横線 下:田園都市線)
阪急・阪神・東急が、共通テーマを掲げたラッピング列車「SDGsトレイン2020」を東西で協働運行することにより、SDGsの認知度向上を図るとともに、SDGsの達成に向けた取組を広く社会に普及させ、これにより持続可能な未来を創造していくきっかけになればと考えています。
(※)SDGs:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに地球規模の17の社会課題の解決を達成することを目標に掲げている。
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
「SDGsトレイン2020」の概要は下記以降のとおりです。
- 『SDGsトレイン2020』の概要
1.運行期間
2020年9月8日(火)~2021年9月上旬(予定)
2.運行区間
<阪急阪神ホールディングス> SDGsトレイン『未来のゆめ・まち号』
●阪急電鉄 神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間で運行
●阪神電車 本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行
<東急グループ> SDGsトレイン『美しい時代へ号』
●東急電鉄 東横線・田園都市線・世田谷線および相互直通区間で運行
3.共通デザイン
共通デザインのヘッドマークやドアステッカー・車内吊りポスターを掲出します。
◆ヘッドマークのデザイン/ドアステッカー
◆車内吊りポスターのデザイン(一部)
4.主催者等
主 催:阪急阪神ホールディングス株式会社、東急株式会社(東急グループ)
共 催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、東急電鉄株式会社
企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(※1)
協 賛:花王株式会社、関西電力株式会社、株式会社クボタ、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社大和証券グループ本社、凸版印刷株式会社、パナソニック株式会社(50音順)
後 援:外務省、環境省、国連広報センター
協 力:関西SDGsプラットフォーム、JICA関西、社会福祉法人大阪ボランティア協会、公益社団法人日本フィランソロピー協会、一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、特定非営利活動法人市民社会創造ファンド、京都府、京都市、大阪府、大阪市、神戸市、横浜市、川崎市、渋谷区、世田谷区
(※1)SDGsの達成のために、NGO・NPO、企業など約130団体が参加し、政策提言のほか、SDGsの普及啓発や情報発信、様々な団体との連携の強化を行っているネットワーク団体です。共同代表理事の三輪敦子氏は、日本政府のSDGs推進本部のSDGs推進円卓会議に市民社会からの有識者委員として参加しています。