阪急交通社が7月11日発表した5月の旅行取扱額は、前年同月比20.0%増の321億4044万円だった。うち、国内旅行は6.5%増の132億4996万円。北陸・甲信越方面は立山黒部アルペンルートが前年を大きく上回り、東北、近畿方面も好調に推移した。
海外旅行は欧州をはじめ全方面で集客。特に、アジアは中国、韓国を中心に約2倍、トルコなど中東方面は約3倍伸び、全体では32.2%増の185億766万円に。外国人旅行は欧米豪市場が好調で、12.5%増の3億8282万円。
国内旅行は7%減 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の5月の取扱額は前年同月比2.0%増の37億2173万円。国内旅行は、出張の扱いは前年並みだったものの、団体旅行が振るわず、6.6%減の2億9557万円だった。海外旅行は3.2%増の34億2246万円、外国人旅行は80.0%減の370万円。
国内は2桁増 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の5月の取扱額は前年同月並みの3億761万円。うち、国内旅行は13.9%増の755万円。