阪急交通社はこのほど、同社所属のパラ陸上アスリート、中西麻耶選手が「スポーツ功労者顕彰」を、同社が「スポーツ功労団体表彰」をそれぞれ受賞したと発表した。
中西選手は21歳の時に仕事中の事故で右足を失う。スピードのある助走とダイナミックな跳躍でパラリンピックリオ大会では走り幅跳び4位に。世界選手権では19年に金メダルを獲得。東京2020パラリンピック日本代表に内定している。
スポーツ功労顕彰は世界規模の競技会で優勝した選手に贈られる。スポーツ功労団体表彰は競技会で優れた成果を挙げた選手の活動を、多年にわたって支援した企業や団体に贈られる。同社の受賞は初めて。
中西選手(左)と酒井淳社長