島根県の隠岐観光協会は11月13日、隠岐の魅力を紹介する「令和元年度隠岐地区観光情報説明会・商談会」を東京都内で開催した=写真。隠岐観光協会が主催し、松江市、境港市が共催。旅行会社、メディアなど約80人が参加。「体験交流」をテーマに、隠岐関係者らが来年度の観光情報や企画商品、モデルコースなどをPRした。
冒頭、旅作家、離島アドバイザーでofficeひるねこの小林希代表取締役が「旅」「猫」「島」をテーマに「人生で3度は必ず訪れたい隠岐の魅力と魔力」を紹介。雄大なスケールのジオパークや間近で触れられる自然、多数の寺社仏閣など日本屈指のパワースポットなどを訪れたい場所として挙げた。
さらに、「隠岐は神秘的なオーラがある聖地だ。また会いたくなる『人』、船旅、アクティビティも素晴らしい」と話した。
プレゼンテーションでは隠岐観光協会が「2020ハルオキイベント」を紹介。プランでは指定された設定日に夜は隠岐太鼓と蓮華会舞、または神楽、昼は民謡と牛突きのセット観賞ができる。
このほか、隠岐の島町が「ローソク島遊覧船」、西ノ島町が「貝細工体験」、海士町が「AMA旅」、知夫村が「赤壁サンセット遊覧船」、松江市が「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」、境港市が昨年7月にリニューアルした「水木しげるロード」などを紹介した。隠岐観光協会の小泉樹氏は「AMA旅は全てのお客さまに『島ホスト』が付いて、分かりにくい島前3島を紹介するなど旅行をサポートする安心の仕組み。ぜひ利用してほしい」と話す。
また、商談会では隠岐関係者が各ブースに分かれ、旅行会社や観光関係者に自然体験や食などを売り込んだ。