青森ねぶた祭に今年も100万円の観覧席が登場。祭りを通じた地域活性化に取り組むオマツリジャパンは、青森市などの自治体、企業の協力のもと、コロナ禍を受けて4年ぶりに通常の規模、運用での開催となる青森ねぶた祭で、プレミアム観覧席「100万円のVIPシート」を開設、5日に販売を開始した。
プレミアム観覧席は、昨年の青森ねぶた祭で初めて開設された。反響が大きかったことから、今年は100万円のVIPシートの席数を増やした。VIPシートは1日6組限定で、1組当たりの利用人数は最大8人。
VIPシートは、間近にねぶたを楽しめる平和公園通り前の沿道の特別スペースに位置。開設は8月2~6日午後5時30分~9時30分。祭りの観覧に加えて、ねぶた製作者をはじめとする祭りの担い手による解説があり、青森の旬が感じられる食事、飲み物も提供される。
プレミアム観覧席には、VIPシート以外に、1組4人で20万円のボックスシート、5万円のペアシートがある。
プレミアム観覧席の取り組みで得られた収益は、最終の全体収益に応じて金額を決めて寄付する。寄付金は青森ねぶた祭の継承などに還元し、地域の持続可能性を高める循環モデルの構築に貢献する。
販売は特設サイト(https://omatsurijapan.com/special/nebuta_hitoutage/)で行う。
2022年の青森ねぶた祭のプレミアム観覧席