静岡市立日本平動物園は3日、レッサーパンダの赤ちゃんの一般公開を始めた。
静岡市立日本平動物園は、今年の8月4日(水)に和(かず)(♂)とニコ(♀)の間に産まれたレッサーパンダの赤ちゃん(♂)が生後三か月を迎えたことを機に、一般公開を開始しました。その愛くるしい表情が、来園者の人気を集めています。
赤ちゃんは、生まれた時は全身真っ白な体毛で覆われていましたが、およそひと月で色が少しずつ変わり始めました。おとなしい性格で寝ていることが多いのですが、お母さんの「ニコ」が構ってくれると嬉しそうにチョコチョコとあとを追いかけます。
赤ちゃんの名前は12月中旬に日本平動物園内及び公式WEBサイト(https://www.nhdzoo.jp/ )にて発表いたします。概要は、以下の通りです。
生後約三か月のレッサーパンダの赤ちゃん(左)と、母親のニコ(右)
【レッサーパンダの聖地・静岡市について】
レッサーパンダは、森林伐採などの影響から世界的に生息数が減少し、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに絶滅危惧種として挙げられています。世界で飼育されているレッサーパンダは2亜種(ネパール/シセン)存在し、そのうち、シセンレッサーパンダについては、世界の飼育頭数のうち約7割が日本で飼育されています。日本平動物園は、全国のレッサーパンダの種別計画管理を担っていることから、国内はもとより世界的にも重要な役割を果たしており、「レッサーパンダの聖地・静岡市」として様々な活動を展開しています。
静岡市立日本平動物園 レッサーパンダの赤ちゃん一般公開 概要
【個体情報】
◆生年月日:2021年8月4日
◆性 別:オス
◆体 重:1.88kg(2021年11月1日時点)
◆頭 胴 長 :45cm(2021年11月1日時点)
◆尾 長:25cm(2021年11月1日時点)
◆両 親:父親:和(かず)(2019年7月2日 富山市ファミリーパーク生まれ)
母親:ニコ(2017年6月23日 当園生まれ)
赤ちゃんは、生まれた時は全身真っ白な体毛で覆われていましたが、およそひと月で色が少しずつ変わり始めました。おとなしい性格で寝ていることが多いですが、お母さんの「ニコ」が構ってくれると嬉しそうにチョコチョコとあとを追いかけます。現在、できることが増えてあちこち探検しています。
生後約三か月のレッサーパンダの赤ちゃん
【一般公開】
◆場 所:レッサーパンダ飼育棟
※動物の体調管理などから、展示を休止する場合があります。
※赤ちゃんの公開は、赤ちゃんが非公開エリアの巣箱と公開エリアの室内展示室を自由に行き来できる環境で行います。 赤ちゃんの行動次第でご覧いただけない時間が生じます。
【名前の発表について】
12月中旬に、日本平動物園内及び公式WEBサイト(https://www.nhdzoo.jp/ )にて発表いたします。
名前の候補は、①かずのこ、②スマイル、③ツナ、④アロン、⑤まくら です。
11月9日(火)から11月28日(日)までに受け付けた一般投票の中から最も多かったものを、赤ちゃんの名前として決定いたします。