富士山静岡空港周辺地域観光振興研究会(藤枝市、吉田町、川根本町、島田市、牧之原市、御前崎市、菊川市、掛川市で構成)と富士山静岡空港は6、7日、開港10周年を迎えた富士山静岡空港の利用を推進するため、北海道観光キャンペーン「富士山静岡空港開港10周年 この夏静岡へひとっとび」を札幌市中央区の商業施設、マルヤマクラスで開催した。8市町の関係者らが地元の観光をPRし、静岡空港周辺地域への誘客拡大を図った。
キャンペーンは、同研究会と、4月1日に三菱地所と東急電鉄が経営参画し新体制となった富士山静岡空港による初めての共同キャンペーンとして開催。北海道における夏休み期間前にPRを行い、観光交流人口拡大を目的に実施した。
キャンペーンでは、静岡茶の試飲会や、海水浴場、田んぼアート(菊川市)など観光案内の配布、旅行商品の紹介など観光PR、アンケート回答者を対象にした抽選会などが行われた。
来場者からは「子どもの頃、新幹線の車窓から見たお茶の文字が印象的で覚えている。夏には飛行機で静岡に行ってみたい」(札幌市、50代女性)、「静岡茶を初めて飲んだ。まろやかでステキな茶に感激した。パンフレットを見て茶以外の魅力も分かった」(札幌市、30代女性)などの声が上がった。
特産の茶を振る舞って静岡観光を北海道でPRした