韓国観光公社は11月14日、アシアナ航空の機内食体験試食会を品川インターシティホール(東京都港区)で実施した。海外渡航が厳しい中、少しでも韓国旅行の気持ちを味わってもらおうと同イベントを開催。参加者はスクリーンに映し出された韓国の観光地、アシアナ航空のPR動画を見ながら、束の間の韓国旅行気分に浸った。
同イベントの冒頭、同社の鄭辰洙東京支社長は「日本国内では、インバウンド、アウトバウンドを再開する動きが起こりつつある。日本は韓国旅行ファンが多い地域の一つで、コロナ禍で韓国ロスの方も少なくないはず。皆さんが一日でも早く韓国に行けるよう願いたい」と述べ、本格的な海外渡航再開期に向けツアーを造成するなどの準備を進めていく方針を示した。
今回の試食会には、募集人数100人に対し約2千人が応募。アシアナ航空のキャビンアテンダントにより運ばれた機内食は、ビビンパ、コチュジャン、ポテトサラダなどが盛り付けられ、韓国伝統の発酵飲料「シッケ」も合わせ、韓国料理の風味を詰め込んだものとなった。
韓国料理を提供した機内食の試食会