熊本県・山鹿温泉ではコロナ禍で温泉地など観光地が苦しむ中、「山鹿市を応援したい」という山鹿市にゆかりがある人が集い「頑張れ『山鹿の湯』プロジェクト」が行われている。
プロジェクトは、山鹿市出身の女優・芋生遥さん、小説家・古川春秋さん、山鹿市に縁がある落語家・桂竹紋さんが、経済環境などコロナ禍で苦しむ山鹿のために何かできないかと企画を立案して実現。プロジェクトでは、山鹿温泉に宿泊し、山鹿のなぞかけ「山鹿温泉とかけましてヨーロッパとときます その心は〇~〇~だなぁ」に答えた人を対象に、先着で(1)芋生遥さんの特技である書道で諦めない力強さを表現した直筆の「山鹿の湯タオル」(2)古川春秋さんによる「温泉のような温かい話」を書いた小説―をプレゼントしている。
今回のプロジェクトには、山鹿温泉、平山温泉などにある山鹿市内の旅館など約10軒が参画している。
山鹿温泉清流荘の平井英智社長は「コロナ禍で大勢が苦しむ中だからこそ、地域の結束が必要。来年は参加施設の規模をさらに拡大し、地域が一丸となって山鹿を盛り上げていきたい」と話す。
誘客を呼び掛ける山鹿温泉よへほ女将会