観光庁は2月27日、インバウンドの食や宗教的習慣、LGBTQなどをテーマにした受入対応促進セミナーをオンラインとオフラインでハイブリット開催する。参加対象は宿泊・飲食・観光関連事業者、自治体、DMOなどで、無料で開催する。
セミナーでは2つの基調講演を実施。フードダイバーシティ代表取締役の守護彰浩氏が「ベジタリアン・ヴィーガン及びムスリムの受入環境整備について」を、アウト・ジャパン取締役会長の小泉伸太郎氏が「LGBTQの受入環境整備について」をそれぞれ講演する。
また、飲食に加え宿泊やショッピングなどでインバウンドの受入れ環境整備に取り組む事業者が登壇し、工夫した点や課題を乗り越える方法などをテーマにトークセッションを開催する予定だ。このほか、観光庁が「ベジタリアン・ヴィーガンムスリムおもてなしガイドブック」の改訂版を紹介。農林水産省や関西経済連合会も取り組み事例を紹介する。
セミナーは2月27日の13時から15時まで、定員は現地(大阪市・「AP大阪茶屋町」)が60名、オンラインが500名。申し込みは現地参加とオンライン参加それぞれの専用フォームで申し込む(※先着順)。詳細は観光庁のホームページに記載されている。