サントリーは2月製造分から、発売15年目を迎えるノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」=写真=をリニューアルし、順次全国発売する。今回は「もっと自由に、気持ち良く楽しめるビールテイスト」を目指し、中味とデザインを刷新した。
中味は、麦芽由来のうまみ成分を増やし、苦味を調整することで「飲みごたえ」と「すっきりとした後味」を実現。パッケージは、オールフリーの特徴である白を基調に新たなブランドロゴを印象的に表現することで、シンプルかつ堂々としたデザインに仕上げた。
同社は昨年のノンアルコールビールテイスト飲料市場について、「10年前の約1.3倍の規模になった」と推定。その中でも同ブランドは社会的ニーズを捉え、「アルコール数0.00%」「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の四つの機能をもつ同飲料として消費者の支持を集めてきた。
同ブランドのラインアップはオールフリーのほか、内臓脂肪を減らす機能性関与成分が含まれた「からだを想うオールフリー」、ライムの爽快さが癖になる「オールフリーライムショット」、記憶力向上に役立つ機能GABA(ギャバ)を加えた「あしたを想うオールフリー」の計4シリーズを展開。消費者の多様なニーズに応じている。