旅のお供として欠かせないのが駅弁。JR東日本によると、駅弁頂上決戦「駅弁味の陣2020」で、評価が最も高かった駅弁大将軍に長野県の「諏訪弁 ほいじゃねェ」(れすとらん割烹いずみ屋、税込み1080円)が選ばれた。
大将軍は、はがきとシリアルナンバーからのウェブ投票のうち、総合評価(購入した駅弁の味、盛り付け、掛け紙の3項目を4段階で評価し、その平均値に駅弁ごとの投票数を加味し算出した値)が最も高かった駅弁に贈られる。
いずみ屋は「諏訪地域の観光を味で盛り上げようと、諏訪を中心とした県産食材にこだわり、有志が集まって企画開発した。受賞は諏訪の名産と信州の食文化のたまもの」と喜びのコメント。
投票者からは「見た目も彩りもよく、諏訪地域を表現して、しかもおいしかった」「諏訪の美しいもの、名物がいっぱい。野沢菜入りギョーザはお試しの価値あり」などの声があった。
このほか、「きざみ岩下の新生姜(しょうが) きぶなカレー ブラックシーフード」(松廼家、同900円)が駅弁副将軍を受賞するなど、計14駅弁が選ばれた。
駅弁味の陣は、秋の行楽シーズンに合わせ、鉄道の旅に欠かすことのできない駅弁の魅力を発信し、観光創造や地域活性化を図ることを目的に開催している。2020年で9回目となる。
駅弁大将軍に選ばれた諏訪弁(JR東日本)