静岡市によると、駿府城公園で城のお堀を遊覧する「葵舟」の運航が27日から始まる=写真は運航の様子。舟体は徳川家康、今川義元の着物をイメージし、市木のハナミズキや市花のタチアオイで市らしさを表現したデザインとなっている。
主に土・日・祝日に運航。料金(3~11月)は中学生以上1200円、小学生以下600円。1隻貸し切り(8人以内)は1万5千円から。
また、4月1日には駿府城公園の東御門・巽櫓の展示をリニューアルオープンする。2016年から行っている天守台発掘調査の成果を反映し、駿府城の一生を伝える。
展示室を七つのゾーンに分け、戦国大名・今川氏の本拠地「今川館」から、徳川家康による2度の築城、幕府の聖地としての維持、さらには廃城後の活用など、駿府城が歩んできた道のりを紹介する。