土佐御苑(高知県高知市、横山佳代子社長)はこのほど、館内をリニューアルした。高品質の新フロア「THE高知フロア」をオープン。地元素材にこだわった内装など、「高知を五感で感じられる施設」にした。
各部屋に室戸産の土佐備長炭を設置。また、高知県産杉や虎斑(とらふ)竹、土佐和紙など、地元素材を随所に使っている。
高知市内では珍しい露天風呂付き客室も備えた。市内で唯一、高知城を眺める客室露天風呂という。
フロアにはコンシェルジュを配置。宿泊客にきめの細かいサービスを提供する。
部屋食にも対応。これまでの藁(わら)に加え、県産の杉、松葉を使ったカツオのたたきも提供する。
旅館では旅行業2種免許を取得し、オリジナルの着地型ツアーの開発を進める。また、今後増加が見込まれるインバウンド客に向けて、ネットでの情報発信を積極的に行う。
城を望む客室露天風呂