高速道路各社は13日、レンタカーを利用する訪日外国人旅行者を対象に、全国ほとんどの高速道路が定額で乗り放題となるパス「ジャパン・エキスプレスウェイ・パス」の販売を開始した。地域ごとの乗り放題パスは販売されてきたが、全国版のパスは初めて。
連続する7日間が有効のパスが2万円、連続する14日間が有効のパスが3万4千円。ETC無線通信で走行するレンタカーが対象。指定のレンタカー会社の店舗、全国275カ所で販売する。
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、宮城県、京都府、兵庫県の各道路公社が管理する高速道路が対象。これら高速道路会社の管内でも、北海道内の高速道路など一部は対象外。また、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路などはパスの対象外。
北海道、東北、中部、中四国、九州などの各地域で、訪日外国人旅行者向けに設定されている乗り放題パスも継続的に販売される。