10月1〜5日、栃木県日光市の鬼怒川温泉で「月あかり花回廊・序章」と題した夜のイベントが初めて開催される。月あかりをイメージした灯籠やライトアップ、秋の花や草の装飾で温泉街を演出。和楽器やジャズの演奏もある。
鬼怒川・川治温泉の観光協会や旅館協同組合などでつくる実行委員会が主催。キャッチフレーズを「月あかりの下で自然と人のやさしさに出逢う」と設定し、国内外から訪れる宿泊客をもてなす。
温泉街全体を散策してもらえるように、灯籠や花の装飾の設置、ライトアップ、コンサートなどを各所で行う。駅前広場、湯の街公園、滝見公園などを回遊させ、メーン会場の鬼怒川公園に導く。各旅館・ホテルの玄関先などにも秋の花やあかりを飾る。
実行委員会では、紅葉シーズン前の集客につなげると同時に、自然や人との触れ合いを通じて観光客の「心を満たす」イベントに育てる考え。今回を「序章」として、来年を「第2章」というように年数を重ねるごとにイベントの質を高めていく考えだ。
時間は午後6時から午後9時半。問い合わせは、実行委員会事務局(鬼怒川・川治温泉観光協会内、TEL0288・77・2052)まで。