日商と観光土産品連盟、優れた商品を表彰
旅の楽しみの一つに土産の購入がある。その土地ならではの土産であるのはもちろんだが、それが権威ある賞に選ばれていると価値はグッと高まりそう。外国人も日本の土産に関心を示し、観光消費額引き上げの一因ともなっている。
日本商工会議所と全国観光土産品連盟は、全国各地の優れた観光土産品を選ぶ「全国推奨観光土産品審査会」を開き、毎年、入賞商品を発表している。
同審査会は観光土産品の育成・発掘に資することを目的に1960年度から開催しており、2023年度は64回目となる。審査委員長は服部学園服部栄養専門学校の服部幸應理事長・校長。応募があった観光土産品の中から優れたものを「全国推奨観光土産品」として推薦し、特に優れた土産に賞を授与している。
審査部門は「菓子」「食品」「民工芸」と訪日観光客向けの日本土産にふさわしい「グローバル」の四つで、23年度は全国282事業者から497商品が出品され、延べ105商品を選んだ。グローバル部門には23年度からペルー大使館賞が新たに加わった。
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