鳥取県は18日、今秋から本格的に全国販売する新品種米「星空舞」の記者発表会を東京都墨田区のコニカミノルタプラネタリウム天空in東京スカイツリータウンで開いた。平井伸治知事や女優の山本舞香さんらが出席。星空の美しさや、その下で育つ米のおいしさをPRした。
新品種米は、県内で星がどこからでも奇麗に見えることから名乗る「星取県」の名前を模して、「星のように輝くお米」であることから星空舞と命名。病気に強い品種の交配を繰り返し、倒れにくく高温に強い特性を持つ。また、白米のおいしさの指標「味度値」が高く、冷めても食感が変わらずおいしいことが特徴だ。
発表会では、平井知事が「星の奇麗な鳥取で生まれた。鳥取の美しい星空を思い浮かべながら安全安心な米を召し上がってほしい」とPR。山本さんは「食べ物、水がおいしく空気も奇麗なのが鳥取。家族みんなが幸せになれる場所」と鳥取の魅力を紹介した。このほか、山本さんと世界初の人工流れ星事業を手掛けるALEの岡島礼奈代表を「とっとりふるさと大使」に委嘱した。
販売は、関東が東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」や都内百貨店、関西が阪急オアシス全店やキッチン&マーケット、鳥取県内が県内スーパーなどで行われている。
星空舞をPRする平井知事(中央)ら