カニの水揚げ量日本一を誇る鳥取県は、9月1日のベニズワイガニ漁解禁に合わせて「蟹取県ウェルカニキャンペーン」をスタートする。来年2月29日までの期間中に対象の旅館・ホテルに宿泊し、証明印を押したはがきで応募すると毎月100人に旬のカニが当たる。
18日、東京・新橋のとっとり・おかやま新橋館でキャンペーンの記者発表が開かれた。平井伸治知事は「今年は松葉ガニの本物を食べてもらうためトップブランドを売り出す」と発表。甲羅の大きさが13.5センチメートル以上、重さが1.2キログラム以上などの条件を満たした松葉ガニを上位ブランドと位置付け販売する。上位ブランドの発生率は1.5%、66万尾のうち1万尾にすぎず、希少価値のあるカニだ。
発表会には鳥取県発の障害者支援活動「あいサポート運動」で「鳥取県あいサポート大使」を務めるモデルの押切もえさんと、鳥取県の高校出身である団長安田さん率いる、お笑い芸人の安田大サーカスも登場。
知事を交え、カニをはじめとする県の食の魅力についてトークセッションを行った。