鳥取県関西本部は9日、JR大阪駅構内の砂時計広場で「春の見どころ&温泉PRイベント」を開催した=写真。今春に控えた、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の放送や「鳥取砂丘・砂の美術館〜第4期展示」などをPRし、関西地区からの誘客に努めた。鳥取温泉、はわい温泉、三朝温泉、皆生温泉の旅館の女将らはパンフレットなどを配布し、見どころをアピールした。
ゲゲゲの女房は、境港市出身の漫画家・水木しげるさんの妻が主人公。29日から放送され、集客への宣伝効果が期待されている。
砂の美術館第4期展示(鳥取市鳥取砂丘)のテーマは、「砂で世界旅行・アフリカ」。4月29日から来年1月10日まで開催。アフリカに生息する野生動物や雄大な自然を砂で再現する。
また、江戸時代から続く伝統行事「もちがせ流しびな」を4月16日に鳥取市用瀬町の流しびなの館周辺で行う。無病息災を祈り、男女一対の紙雛を千代川に流す。観光客も参加できる。
はわい温泉の東郷湖観光ホテル千年亭の女将、湯村美恵さんは「春にかけて鳥取県では桜や梨など多くの花が楽しめる。新緑の季節には三徳山に登っていただきたい。ぜひ関西の皆さんに来てもらいたい」と話していた。