IRのシーザーズ・エンターテインメントは、ドバイでシーザーズ・ホテル2軒の開業を計画していると発表した。
ホスピタリティ、エンターテインメント、MICE、ゲーミング業界におけるリーディングカンパニーであるシーザーズ・エンターテインメント・コーポレーション (NASDAQ上場:ティッカーコード CZR、以下「シーザーズ」)とメラーズ・ホールディングスは、シーザーズ・エンターテインメントが、メラーズのドバイにおけるブルーウォーターズ・アイランド開発地区にて、高級ホテル2軒とビーチクラブ1軒を運営することで、法的拘束力のない基本合意書を締結したことを発表しました。シーザーズ・エンターテインメント初のゲーミング施設のないリゾートとなる「シーザーズ・パレス・ブルーウォーターズ・ドバイ」および「シーザーズ・ブルーウォーターズ・ドバイ」は、2018年後半にブルーウォーターズ・アイランドに誕生予定です。
人工島の海辺に面した五つ星クラスの479客室を擁する2つの高級ホテルは、「シーザーズ・ビーチクラブ・ブルーウォーターズ・ドバイ」、室内・屋外プール、専用ウェルネスセンター付きスパ、会議・宴会場など多岐にわたる近代的な設備を備えた施設となる予定です。
シーザーズ・エンターテインメントの社長兼最高経営責任者のマーク・フリッソーラは、次のように述べています。「当社とメラーズが力を合わせ、ブルーウォーターズ・アイランドを中東地域トップクラスのホスピタリティ、ダイニング、エンターテインメントの場を提供します。このプロジェクトでは、シーザーズが持つホスピタリティという強みに重点を置き、これからも新しい市場にシーザーズ・ブランドを確立していく意気込みを示し、それを実現する能力を一段と強化するものです。」
シーザーズ・エンターテインメントは、これら施設をシーザーズならではの体験が出来る場とすることを目指しており、12軒のレストランやバーを開設するほか、ブルーウォーターズ・アイランドに活気あるエンターテインメントを導入します。人気の高いシーザーズの「セレブリティ・シェフ」というコンセプトをドバイでも取り入れる予定です。
メラーズのグループ会長を務めるアブドゥラ・アル・ハッバイ閣下は、次のように述べています。「メラーズは、賢明なリーダーシップという当社のビジョンの実現と、『ドバイ・ツーリズムビジョン2020』のもと、世界の人気観光地としてのドバイの位置づけを強化することに力を入れています。比類ない体験を創造し戦略的パートナーシップを活かして、ドバイが旅行者に提供できる最高のものを紹介していきます。今回のシーザーズ・エンターテインメントとの取り組みは非常に画期的なものです。ブルーウォーターズを、ここでしか得られないエンターテインメント体験ができる世界トップクラスの魅力的観光地とし、急速に成長しているアラブ首長国連邦のホスピタリティおよびエンターテインメント業界にとっても大きな成果です。」
シーザーズ・エンターテインメントは、多岐にわたる施設を運営し、エンターテインメントの分野では数多くのトレンドを作り上げ、世界的に高い実績をこれまでも残してきました。世界的なスーパースターとの契約で定期公演を開催する世界第3位のライブエンターテインメント・プロモーターであり、シーザーズが運営するラスベガスのプラネット・ハリウッドは、世界最大の劇場であるザッポス・シアターを擁しています。
今回の開発プロジェクトはシーザーズ・エンターテインメントの成長戦略の一環です。シーザーズはこの他にも、韓国仁川で統合型リゾート施設を開発中であるほか、ラスベガスのカンファレンスセンターの開発計画を発表しており、カリフォルニア北部ではハラーズ・ブランドの新施設を着工しています。
シーザーズ・エンターテインメントのロイヤルティ・プログラム「トータルリワード」は5,500万人以上の会員を抱える世界最大の会員プログラムで、シーザーズが施設を展開する都市や観光地に観光客を惹きつける重要な要素となっています。「トータルリワード」はこれまで、世界各地の新しい体験を会員に紹介してきましたが、ここにドバイでのエキサイティングな体験が新たに加わることになります。
シーザーズ・エンターテインメントとメラーズとの取り決めは、最終合意書の締結を条件とします。