JALは12日、ロシアの極東連邦大学と連携協定を締結したと発表した。
極東連邦大学(所在地:ロシア・ウラジオストク市、学長:アニシモフ・ニキータ・ユーリエヴィッチ、以下「FEFU」)と日本航空株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)は、日露間の学術的、文化的交流の発展を目的として、産学連携協定を締結しました。
極東ロシア最大の高等教育機関であるFEFUは、古くから日本語を含む東洋学の名門校として知られ、多くの優秀な卒業生を輩出しています。JALは、2020年2月に成田=ウラジオストク線を開設しましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大による運休が続く現在は、ロシア・沿海地方での社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
「成功への努力」をスクールモットーとするFEFUと、航空事業を通じて培った知識や経験を有するJALが、ともに教育分野での連携活動を推進していくことにより、両国間の経済、文化交流の発展に貢献する人材の育成を目指します。
1. 目的
FEFUとJALが人的・知的資源を活用し、連携のもと、教育などの分野において日露間の学術的、文化的交流の発展に寄与することを目的とする。
2. 連携・協力事項
(1) 学生向け講座の実施
(2) JALオフィスでの就業体験プログラムの実施
(3) 協働による文化交流イベントの開催
(4) その他、相互に連携・協力が必要と認められる事項
3. 現時点で予定している活動内容
(1) JAL社員を講師とした航空業界や顧客サービスなどに関する学生向け講座の実施
(2) JAL(ウラジオストク支店または空港所)での就業体験プログラムの実施