日本航空(JAL)は2月20日、羽田空港国内線ターミナルの一部の手荷物受け付けエリアをリニューアルし、新サービス「JAL SMART AIRPORT」の展開を始めた。搭乗までのデザイン、システムを一新し、デジタル端末を活用して自動化するなど、スムーズで快適なチェックインを実現。サービスは、3月17日から本格的に始動する。
JAL SMART AIRPORTは、(1)スムーズに移動(2)落ち着いて手続き(3)豊富な手続き方法(4)ニーズに合わせたサポート(5)「旅全体」へサポート―の五つをコンセプトにした、新しい空港サービス。ITを活用し、細やかなヒューマンサービスや快適なセルフサービスを提供する。
サービス面では、手荷物のタグを発行できる新型自動チェックイン機12台、Self Baggage Drop(自動手荷物預け機)6台の供用を開始。簡単な操作で手荷物を預けることができ、受け付けでの時間を極小化する。また、保安検査場前にフラッパードア付きの自動ゲートを設置する。搭乗に必要となる二次元バーコードやICカードなどの読み取りを高速化する。
今夏の羽田空港の全面オープンに向け、最終的には新型自動チェックイン機を82台、自動手荷物預け機を38台、フラッパードア付き自動ゲートを21台設置予定。
自動手荷物受け機