日本航空(JAL)は4月22日、2020年(19年4月1日~20年3月31日)3月期の通期連結業績予想を修正し、当期純利益を当初予想の930億円から400億円減少となる530億円とした。前期は1508億700万円の利益を計上していた。
同社は、第4四半期に入り新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2月以降は国際線、国内線の旅客需要が急激に落ち込んだ。急激な落ち込みに対して運休、減便、小型化の対応を行ったが、売上高減少を補填(ほてん)するまでには至らなかった。
修正後の通期連結業績予想は、売上高が前回発表比5.0%減の1兆4110億円、営業利益が同28.6%減の1千億円、経常利益が同29.7%減の1020億円、当期純利益が同43%減の530億円。