日本航空(JAL)とパナソニックシステムソリューションズジャパン(東京都中央区)は14日、非接触、非対面でも高品質な接客を実現するため、パナソニックが提供する「アバター式リモート案内サービス」の共同実証実験を始めた。遠隔からオペレーターが客の対応や案内を行う。25日まで。
実証実験は、羽田空港第1旅客ターミナルビル内JAL国内線搭乗口の一部で実施。搭乗客から離れた場所にいる係員がディスプレイ上のアバターを通じ、出発ロビー、搭乗口で案内を行う。アバターは操作している係員の表情を認識、反映するため、リモートでありながら、表情が豊かで対面に近い案内を行う。
「定型登録された係員の案内時の動作や登場順パネルの提示などを組み合わせることで、より分かりやすい案内を実現する」と関係者。
アバター(イメージ)