日本航空(JAL)と日本エアコミューター(JAC)、鹿児島大学(鹿児島県鹿児島市)は5日、パイロットを目指す人材の裾野の拡大、人財発掘、育成における連携協力協定を締結した。西日本の地域間や、鹿児島県を中心とした離島の空の足を永続的、安定的に支える。
連携協力協定は、鹿児島に貢献する人材として地域に根付き、愛郷心のあるパイロットを創出、育成することを目的に締結。鹿児島大学に在学する学生を対象にJAL、JACがキャリア形成支援を行う。
今後は、鹿児島大学の学生に応募者を募り、その中から選んだ8人に飛行操縦体験「SKYCAMP」を実施。体験を通じて選考を行い、パイロットとして可能性を秘めた2人に対してはパイロットライセンスの取得訓練の機会を提供する予定だ。