JALグループ、世界自然遺産祝い記念施策


水アート(イメージ)

16年から奄美・沖縄の登録を応援

 JALグループは7月27日、ユネスコ世界自然遺産への「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の登録を祝した取り組みを発表した。「地域の宝から世界の宝となった『日本の世界遺産』と世界を“つなぐ”」「自然との“共生・保全”を通じ『日本の世界遺産』を後世へ“つなぐ”」の2点をテーマに特別塗装機就航などの施策を実施する。

 世界遺産登録記念の取り組みでは(1)世界自然遺産登録記念特別塗装機の就航(2)機内誌「SKYWARD」などによる世界遺産特集(3)世界遺産登録ポータルサイト開設(4)奄美大島空港所スタッフによる「水アート」世界遺産登録祝賀メッセージの披露―を行う。

 特別塗装機は、自然との共生・保全と島の宝を守る願いを込めて、JAL国内線、ジェイエア、日本エアコミューターの運航路線で運航する。SKYWARDでは、登録を祝った特集記事や、世界自然遺産に関する紹介記事を掲載する。世界遺産登録ポータルサイトでは、世界自然遺産に登録された意義をはじめ、世界の宝となった地域の魅力の発信とともに、環境保全や希少種の保護など地域課題の解決に向けた取り組みなどを紹介する。水アートは、今年4月から奄美大島空港所の整備スタッフが自主的に取り組んでいる活動で、環境保護、保全の思いを込めたメッセージ「祝 世界遺産、守ろう島の宝」を当面の間披露する。

 同グループは、奄美・沖縄地域で魅力発信のほか、2016年から地域と連携し、世界自然遺産登録を推進するための共同体の代表幹事として取り組みを行っていた。また、自社媒体を通じた自然の保護への啓発活動や、希少生物の交通事故死防止活動・密漁密輸対策、環境保全活動などを通じ、世界自然遺産登録活動を応援してきた。

 今後は、世界自然遺産関連の知己イベント、環境保護活動、記念チャーター便、記念運賃、マイレージを活用した施策などを予定している。

水アート(イメージ)

 
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