JR四国は5月12、13日、瀬戸内エリアを巡るプレスツアーを実施。国内最大規模の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」や、同社の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を紹介した。
瀬戸内国際芸術祭は3年に一度開催され、今年で5回目。12の島と二つの港を舞台に、今年の春季は4月14日から5月18日、夏季は8月5日から9月4日、秋季は9月29日から11月6日まで開催される。
ツアーでは、瀬戸内国際芸術祭の視察として、岡山県の宇野港周辺などを巡り、漁業者の高齢化によって使われなくなった舟を使用した作品「舟物語」(フリオ・ゴヤ氏作)などアート作品を多数鑑賞するほか、徳島県の大歩危小歩危エリアに移動して、大歩危駅から観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗車し、地元食材にこだわった弁当「おとなの遊山箱」の食事や停車駅での歓迎イベントを体験した。
JR四国の山内條生大阪営業部長は「今年は、四国はアフターデスティネーションキャンペーン(DC)なども開催される。四国を大々的に発信していきたい」と話した。