JR西日本は21日、JRグループ旅客6社などが10~12月に開催する大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」(北陸DC)に合わせて運行を開始する観光列車「はなあかり」について、10月5日から敦賀―城崎温泉間で運行を開始すると発表した。小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道宮舞線・宮豊線、山陰線を経由し、約5時間かけて同区間を結ぶ。運転期間は12月22日までの土・日曜日。来年1月以降は西日本エリアで区間を変えて運行する予定。
同列車はキハ189系を改造した3両編成で、グリーン車よりグレードの高い「スーペリアグリーン車」を1両設ける。「地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」をコンセプトに、車内インテリアに和の色彩をあしらうなど、優雅な旅を楽しんでもらえる空間を演出する。【記事提供:交通新聞】
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