JR西日本は、長門湯本温泉(山口県)への誘客に向けた取り組みを長門湯本温泉まち株式会社、星野リゾートとともに開始。その一環で、イベント列車「ゆずきち号」を新下関―長門市間で6月から運行する。
車内では、萩焼の器でアフタヌーンティー=写真=を楽しんでもらう。器は萩市在住の陶芸家金子司氏による、ゆずきち号のために作られたオリジナル。長門市で親しまれているかんきつ「ゆずきち」や夏みかんを使ったビスコッティ、かんきつの菓子を引き立てるほうじ茶やハーブティなど5種類の茶葉から調合するオリジナルブレンドティーを提供する。
下り(長門市発)は阿川駅敷地内にあるカフェ「Agawa」に立ち寄り。阿川地域や山陰線沿線の食材を使った飲食メニュー、地元こだわりの土産を販売。通常週末を中心に営業している店舗を特別にオープンする。
観光列車「〇〇のはなし」で利用している車両を特別に使用する。運行日は6月15、17日、7月13、20日、9月8、29日。ダイヤは上り午前9時59分新下関発、10時20分下関発、午後0時16分長門市着。下り午後3時33分長門市発、4時14分阿川駅着、5時39分下関着、5時50分新下関着。長門湯本温泉の宿泊施設とセットになったプランを日本旅行、阪急交通社で販売する。