JR西日本は6月1日、大阪市北区の本社で「誘客促進部」発足の看板除幕式を行った。訪日観光需要の増加が今後も見込まれる中、訪日観光客の新規需要獲得の施策を効果的、積極的に推進する体制を強化。営業本部内にグループから格上げして組織上独立した誘客促進部を設置した。
同社では営業本部誘客促進グループ、中国の上海代表処、シンガポール支店が主にインバウンドを担当していた。
同部内には誘客戦略グループ、プロモーショングループ、上海代表処、シンガポール支店を置く。
除幕式には室博・執行役員営業本部長と宇野謙二・営業本部誘客促進部長が出席。室営業本部長は「昨年の関西国際空港への入り込みは2869万人、当社のレールパスは160万枚を販売し、ともに過去最高。当社の中期経営計画では2022年にレールパスの販売260万枚を目指す。営業本部全体でこの高い目標を達成する」とあいさつした。
除幕式には室営業本部長(右)と宇野誘客促進部長が出席