JR西日本は9月25日、鷲羽山下電ホテル(岡山県倉敷市、永山久徳社長)の敷地内で「SETOUCHI GLAMPING(せとうちグランピング)」事業を始めた。グランピングの実証実験として、「自然」「貸し切り」をテーマに、コロナ下の新たな観光スタイルを提案する。来年1月17日まで。
ホテルは瀬戸内海国立公園の「特別景勝地区」に位置。瀬戸大橋と瀬戸内の多島美を間近に臨むロケーションにある。
宿泊施設はドームテント2台で、最大12人の宿泊が可能。
食事は夕食、朝食とも、料理研究家の大原千鶴氏が監修。「せとうちグランピングクルーズ」「無人島『釜島』での夕日鑑賞」などのアクティビティを用意している。
JRのきっぷとセットになった旅行商品を販売。一部プランを下電ホテルのホームページでも販売している。
事業は、環境省の「令和2年度国立公園におけるグランピング等促進事業」補助事業に採択されている。期間中の利用状況を踏まえ、来年度以降の本格稼働も検討する。
宿泊施設のドームテント