JTB中部は24日、三重銀行、三重銀総研とインバウンド誘客に関する連携協定を結ぶと発表した。発表内容は以下の通り。
株式会社JTB中部(本社:名古屋市中村区 社長:松本 博 以下JTB中部)は、株式会社三重銀行(本店:三重県四日市市 頭取:渡辺 三憲 以下三重銀行)と株式会社三重銀総研(本社:三重県四日市市 代表取締役社長:山本 博也 以下三重銀総研)と、海外からの誘客に関する連携協定を締結します。
1.連携事項
(1)海外からの旅行者受入に向けた魅力ある観光地づくりの支援及び体制構築に関する事項
(2)(1)に伴う旅行プラン及び商品の開発支援に関する事項
(3)その他、3者の協議により必要と認めた事項
2.協定期間
平成29年5月24日(協定締結日)から平成30年3月31日まで(以後更新予定)
3.連携事業事例
株式会社三重銀行と株式会社三重銀総研が地域の事業者と連携して開発あるいは発掘する素材、観光商品に対して、株式会社JTB中部が訪日外国人マーケットの知見に基づき磨き上げ、アドバイスを行い、訪日外国人向けの商品化をすること等により、素材の認知拡大と訪日外国人の誘客に努めます。
これまでも、JTBグループではSUNRISE TOUR(※1)やJAPANiCAN..com(※2)で訪日外国人向けの旅行商品を販売してきました。三重県内で人気の高い海女小屋へのツアーを例に挙げると、16年度の販売実績はJTB全体の13%を訪日客が占めるまでとなっています。このような成功事例を基に、今後、本協定に基づき、素材開発、商品化、あるいは訪日外国人マーケットへのプロモーションなどを検討、実施し、需要創出を目指します。
※1 JTBグループの訪日外国人客向けの旅行商品
※2 JTBグループの訪日旅行専門サイト